コーネリアス

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 コーネリアス。会場に並ぶまで全く実感なかったけど、
始まった瞬間、お父さんが若い頃に戻って興奮してるのを見た瞬間、あ、コーネリアスのライブに行くのはずっとずっと夢だった念願のことだったんだと思い出した。
オープニングが終わって幕が空いた時、2人で目を合わせて「かっちょぇええ〜!!!!」と大声で言ってしまった時は笑った。
最新のアルバムは買いもせずで、ほぼ聴いてなかったけど、すごく最新だった。
昔のサブカルではなく、今を生きる音楽だった。
演出も最高。スターフルーツサーフライダーの荒いアメリカの映像がガチャガチャ変わって、ライトがぶわんぶわん色とりどりに変化して、夢のような間奏で夢のようなミラーボールの優しいユートピアな空間が、生まれた時は、本当に涙が出た。
思い出であり、心の中のノスタルジー。キラキラ。まだ生きてる。
LEDの照明が発するパチンとした色のビームは暴力的だけど、クールなサウンドにまさに色をつけたみたいな切れ味があって、シビれた。
驚く、というよりこれしかないと納得する演出。
見たかった空間を作ってくれた見せてくれたことの感動。
10年前家でコーネリアスのCDをずっと聴いてた時のワクワク感覚を、早送りで今に送り届けてくれた。
本当に行けて良かった。また、死ぬまでにやりたいことをひとつ達成できた気がする。